今やお台場を象徴する企業となったフジテレビ。
年間視聴率は2003年から6年連続で3冠を達成しており、その存在感を強めつつあります。
そんなフジテレビの本社屋へ、今回は見学に行ってきました。
ですが……。
時間の関係から、その前に第三台場へと足を踏み入れます。
お台場海浜公園の真っ白な浜の横を歩いていくことで辿り着く江戸時代からの埋立地は、今も船着場跡を残して現存していました。
そもそも、観光地の名称として名高い「お台場」は、
江戸時代における砲台の別称「御台場」に由来しているのです。
ペリー来航のとき、江川太郎左衛門英龍らによって建設された
もので、当初は11ヶ所を予定していたそうですが、嘉永6(1853)年着工、翌安政1(1854)年に完成したのは第1〜6台場の5か
所のみで、あとは中止。
実際に用いられたことはなく、1926年に史跡として指定され、
陣屋、火薬庫跡が残っていました。
お台場海浜公園には、光に映える白さのユリカモメが。(電車ではなく、鳥ですw)
このユリカモメは、東京都の鳥としても指定されています。
次に訪れたのは「東京みなと館」。
青海フロンティアビルの20階という高さにあり、江戸時代から現在までの東京港の歩みや、国際貿易港としての東京港の姿と役割がわかりやすく体験できるばかりか、そこからの眺望も素晴らしいものでした。
特に、大井コンテナ埠頭の向こうに見える富士山は絶景です。
さて、この「東京みなと館」を出たのは15時10分ごろ。
フジテレビ見学の集合時間は同20分。相当なギリギリさです(笑
結局、到着したのは5分遅れの同25分でした。
今後は見学先の方々に迷惑を掛けないよう、時間には余裕を持たなければと反省。
先に誘っておいた友人たちとも合流し、
メディアタワー(球体の左側の建物)から見学スタート。
7月にテレビ朝日の見学へ行ったのですが、その時とまったく同じで、女性ガイドさんと警備員の方1名ずつで同行してくれました。
※右の写真は、第三台場を訪れたときに写したものです。
約300億円もの経費を投入して更新されたという送出設備をガラス越しに覗いた後、
メディアタワー12階にある報道センターへ。
見学したのはちょうど16時ちょっと前で、このあと16時53分から生放送がスタートする夕方の報道番組
「FNNスーパーニュース」に向けて慌しく準備が進んでいました。
ちなみにこの日は11月10日、尖閣諸島における漁船衝突事故のビデオ映像を流出させた海上保安官があ正午に出頭した日。緊張感は並々ならぬもののだったと思います。
報道センターを出てからは、「すぽると!」のセットに移動。
左がそこで撮ってもらった記念写真になります。
ちなみに人数がやや多く感じられるのは、
部長が、部員ではない個人的な友人を数名招いたからです(笑
その後、3階まで降りて大型多目的スタジオのひとつを見学。
何も存在しない、広く、薄暗い空間には不思議な感覚を覚えます。
ここから25階に上がり、球体展望室に繋がるコリドールにて解散。
解散後は展望室で販売されていた土産物を買ったり、美しい夕景を楽しんだり、
先ほど準備風景を見てきた「FNNスーパーニュース」で尖閣諸島関連の報道を食い入るように見たり。
ワンセグってすごいなぁ。
みんな思い思いの、楽しい見学でした。