本の歴史―book`s history
1 本とは?
書物の一種で、書籍・雑誌などに製本されたもの。
書物というのは電子書籍・古文書などの総称で本=書物というわけではない。
2 意外と知らない一般的な本の構造
1 帯(ない場合も) 6 小口
2 そで(flap) 7 地(tail)
3 見返し 8 扉(標題紙)
4 カバー(jacket) 9 遊び
5 天(head) 10のど(gutter)
11背(spine)
3 本の歴史
第一章 本の起源
3000年以上前、マチュピチュで有名な古代インカ帝国をはじめ、様々な地域で縄や貝、木の棒で記録を残そうと試されていた。そのうちの「木の皮を剥ぎ、書き写す」というものが起源と言われている。
第二章 本の誕生
六世紀初め、修道士が、羊皮紙(羊の皮で作った紙:大きさ25cm×45cm)を半分に折り、羽ペンで聖句を書き写し、それを4枚おきにひもでまとめたものが初期の本とされる。表紙は、その冊子に皮をかぶせたもの。
第三章 紙の本の登場
紙の発明は、画期的であったが、1450年頃に活版印刷が発明せれるまで本には使われなかった。
和書は洋書と異なり、7世紀初めにいきなり紙から始まっているが、製紙術などは定かではない