Teishaba On-line鉄研旅行の様子>2014年冬の鉄研旅行
2014年12月26日から28日にかけて北陸方面へ行きました。その時の様子を報告いたします。
 
こんにちは
旅行鉄道研究部路線研究課です。
2014年12月26日から28日までに行われた北陸方面への冬の旅行について中学1年生と中学2年生の私たちで説明していこうと思います。

今回の鉄研旅行の題名は「ほくりく 〜そうだ 北陸、行こう。〜」です。
大まかな行程としては

1,2日目
新宿駅に集合。
新宿→白馬→南小谷→糸魚川→(自由行動)→新潟港→(3日目へ)
3日目
(2日目から)→秋田港→秋田→盛岡→仙台→福島→宇都宮→上野

毎回の鉄研旅行ではJRの普通電車(快速含む)とJR西日本宮島フェリーが乗り降りし放題の青春18きっぷを使っていきます。


<1,2日目>
新宿駅9・10番線の東京寄りに集合しました。

新宿23:54発→→→(快速ムーンライト信州81号 白馬行)→→→白馬4:50着

今回は集合後、夜行快速列車に乗車してそのまま日をまたぐ予定でしたが、中央快速線の武蔵小金井駅で人身事故が発生してしまったために、乗車する列車が遅れてしまい、新宿駅で日をまたいでしまいました。
結局、新宿駅を1時間遅れの0:50頃に出発しましたが、富士見駅から先は定刻の運転となったため終点の白馬駅には予定通りの到着となりました。

白馬6:56発→→→(JR大糸線 普通 南小谷行)→→→南小谷7:15着
南小谷7:51発→→→(JR大糸線 普通 糸魚川行)→→→糸魚川8:46着

白馬駅を出発する頃にはすでに日が昇り始めていたため、あたり一面の銀世界を目の当たりにすることができました。南小谷に着いた頃にはあたりはすっかり明るくなり、関東に住んでいる自分から見れば驚くほかない光景が広がっていました。
南小谷からはJR東日本からJR西日本へ変わり、南小谷から糸魚川までは電化されてないため気動車での移動となりました。先ほどのムーンライト信州81号からの乗客がたくさんいることを予想してか、普段は1両編成での運転が2両編成での運転となっていました。それでも車内はかなり混んでいて、まるで学校に通う時のような思いがしました。

糸魚川8:13発→→→(JR北陸本線 普通 富山行)→→→富山10:05着

糸魚川からはJR北陸本線です。この路線の金沢〜直江津間は3月14日に開業する北陸新幹線に伴い第三セクターになり、青春18きっぷでは乗車できなくなってしまうため、ぜひとも乗りたかった路線の一部です。
そのため、終点の富山駅まで全面展望をしながら楽しみました。
富山に近づくにつれ人の乗り降りが激しくなり、終点の富山に着く頃にはかなり混んでいました。

富山11:10発→→→(JR北陸本線 普通 金沢行)→→→金沢12:20着

富山駅からは自由行動となりました。
僕らの班は、金沢・福井方面に向かいました。
富山駅では乗車する電車までの時間を利用し、のんびりお土産と昼食用の笹ずしを買って、発車直前になって乗車予定の電車に乗りました。
富山と金沢を結ぶ普通列車は1時間に1本程度の割合しかないのにもかかわらず、ものすごく混んでいて終点の金沢まで座ることができませんでした。

金沢13:00発→→→(JR北陸本線 普通 福井行)→→→福井14:19着

金沢駅到着後、ホームのベンチに座り笹ずしを堪能しました。その後、少しゆっくりしてから乗車する電車に向かったところ、またもや非常に混んでいました。ここでも終点の福井まで座ることができませんでした。
この金沢〜福井間では、北陸新幹線の車両基地である白山総合車両所を見ることができます。

福井15:01発→→→(特急 しらさぎ55号 金沢行)→→→金沢15:49着

福井駅到着後、次に乗る列車の時刻と発車番線を見ていたところ、乗車予定の5分前に3月に廃止予定の
豪華寝台特急として有名な「トワイライトエクスプレス」が来ることがわかりました。班で話し合った結果、
乗車予定の普通列車には乗らずにその後発車する特急しらさぎ55号に乗ろうということになりました。
トワイライトエクスプレスは国鉄時代に製造されトワイライトエクスプレス専用編成への改造をした24系25型客車で運転してきましたが老朽化も激しく、今年のダイヤ改正より青函トンネルで北海道新幹線開業に向けての試運転が夜間に行われるため、夜間に青函トンネルを通るトワイライトエクスプレスにはかなりの更新が必要となり、2014年5月に引退発表がありました。
引退間近ということもあってトワイライトエクスプレスが到着する頃には多くのカメラを構えた人達が今か今かと待ち構えており、引退するということがよくわかる光景でした。
トワイライトエクスプレスが発車した後は特急しらさぎ号を待っていました。
このしらさぎ号は金沢行きですが、富山行きも走っています。しかし、北陸新幹線開業で富山行きのしらさぎ号はなくなり、すべて金沢行きとなります。今回乗車した金沢行きのしらさぎ号はこれからの特急しらさぎ号を支える重要な行き先になると思うと少しばかり悲しい気持ちになりました。

金沢16:46発→→→(特急 北越7号 新潟行)→→→新潟20:27着

金沢駅では中学3年生の先輩方と会いました。北越号まで時間があったので金沢駅内のコンビニで軽食を買い、北越7号を待っていました。
この特急北越号は今なお残る国鉄型特急車両で運行する定期特急列車ですが、残念ながら3月のダイヤ改正に伴い廃止されることが決定していました。
乗ってみるとガラガラで途中駅からは部員しかおらず、貸切状態になりました。
この北越号は種別が特急列車で青春18きっぷでは乗車することができず、別途に乗車券と特急券を必要とするため、鉄道ファンの間でも乗る人はそこまでいないようです。
ただ、トワイライトエクスプレス同様廃止間近ということもあってか沿線には多くの鉄道ファンを見かけました。

新潟駅到着後、どこかのファミレス等で夕食を軽く済ませようと思っていましたが、予想外のことにどこもかなり混んでいて、並んでいては集合時刻に間に合いそうにないので急遽コンビニのお弁当を買ってタクシーに乗車し、集合場所である新潟港へ向かいました。
新潟港に到着し、他の班とも合流してから無事にフェリーに乗船することができました。

新潟港23:15発→→→(新日本海フェリー あざれあ号 苫小牧行)→→→秋田港5:50着


<3日目>
ここからは中一の私が説明していきます。

新潟→→→秋田   新日本海フェリー

私は風邪気味だったので(新宿の1時間でノックダウンしてしまいました)すぐに寝ましたが、このフェリーには風呂や売店もありました。

秋田港→→→秋田  秋田中央交通バス

ここで私は席に座れたことをいいことに寝ていました。

秋田→→→盛岡   秋田新幹線こまち 東京行
盛岡→→→一ノ関  東北本線 普通 一ノ関行

一ノ関駅に到着したとき、そこにはポケモントレインに乗ると思われる親子連れがたくさんいました。
ポケモントレインとは、正式名称を「POKEMON with YOU」といい、2012年末から東日本大震災で被災した子供たちに向けた支援活動の一種で始められた特別な列車です。

一ノ関→→→小牛田 東北本線 普通 小牛田行
小牛田→→→仙台  東北本線 普通 仙台行

ここで私は友人の体調が悪いことに気付きました。もしかすると自分の風邪をうつしてしまったかもしれないと心配していました。
《仙台駅にて自由行動》 
仙台では牛タンを食べました。隣で食べている友人は「とても美味しい!」と言って食べていましたが、私は風邪のため鼻が詰まっていて、その味を堪能することができませんでした。とても残念です。次の春旅行に向けて体を鍛えようと思います。
残りの時間はコンビニ等に寄って時間を過ごしました。

仙台→→→福島   東北本線 普通 福島行

ここで驚くべきの情報がありました。なんと同級生が小牛田〜仙台間で荷物を車内に置き忘れてしまったようです。仙台駅で問い合わせたところ、乗務員にも気づかれずに小牛田〜仙台間を往復していたとのことでした。結局、その荷物は着払いで彼の自宅に送られ、その送料は彼の小遣いから引かれてしまいました。
皆さんも気を付けましょう。

福島→→→黒磯   東北本線 普通 黒磯行

外は暗く、あまり車窓を楽しめませんでした。

黒磯→→→宇都宮  東北本線 普通 宇都宮行
宇都宮→→→上野  宇都宮線 普通 上野行

《上野駅で解散》
そして私は帰路につきました。



・おわりに
この鉄研旅行が初めてだったので、どの様なものかなと思いましたが、仲間と行く旅行は家族で行くものとはまた違い楽しい旅行となり、旅先でたくさんの発見がありました。今回はこのような旅にはあまり慣れがなくて、体調を壊してしまいました。ちなみにその後、私はそのまま速攻寝てしまい、翌日起きたのは12時になってからでした。
これからも鉄研旅行に参加していき、様々な発見をしていきたいです。
大糸線 E127系
 
北陸本線 475系
 
特急 北越
 
富山ライトレール
 
トワイライトエクスプレス
 
新日本海フェリー
 
秋田新幹線 こまち
 
仙石線 205系
 
東北本線 E721系
 
東北本線 E231系